奈良県出身の高市新総裁の誕生。地元関西の議員たちの受け止めは?

 自民党新総裁に選出された高市早苗氏。

 党員党友票は地元の奈良で87%の得票率となったほか、大阪や兵庫でも50%を超えました。奈良県出身の高市氏。関西の議員からは様々な声が聞かれました。

 高市氏を支援した京都の西田昌司参議院議員。高市氏の勝因について聞くと…

(西田昌司参議院議員)「自民党の原点に戻って、しっかりと保守政党として日本をどうしていくのかしっかり訴えた高市さんに対して好感を持つ方が多かった」

 衆参で少数与党の自民党。関西を地盤とする「維新」など野党と連立の可能性も指摘される中、今後については…

(西田昌司参議院議員)「責任ある積極財政が高市さんの大きな方向性ですから、そのことについて理解していただける政党と協力関係を求めるということになる」

 一方、大阪の島田智明衆議院議員は。

(島田智明衆議院議員)「連立ありきで進めるのではなくまず連携を模索して、連立するにしても中身が大事ですし、大阪自民党のことも考えながら進めていただきたい。これから大阪、ひいては関西さまざまな課題がございますんで、地域のことをよく知っている高市早苗先生が新総裁として関西の立て直しを図っていただけるかなと大きく期待しています」

 高市新総裁は、10月中旬に召集される臨時国会で女性初の総理大臣に指名される見通しです。