地鉄の維持へさらなる利用促進を

また、厳しい経営状況が続く富山地方鉄道が本線の「滑川ー新魚津駅間」と立山線の「岩峅寺ー立山駅間」の廃線を検討していることについて。中川氏は地鉄が唯一の公共交通機関であることから、町民のこれまで以上の利用を求めています。

中川行孝氏
「僕ひとりでは1回富山・上市間700円の微々たる金額だが、町民の皆さんがそういう取り組みをしてくれれば効果が出てくる」

最後は喫緊の課題である人口減少。上市町の人口は9月末現在で1万8354人、この10年で2500人以上減少しています。

中川氏は新たな雇用の創出に向け、職場環境の向上を訴えます。

中川行孝氏
「働く人を守る、それが職場を守ることになる。そのための働き方改革をしっかりと企業の皆さんにやっていただきたい。そうしないと、上市町に行こうかという気持ちになるための足がかりが作れない」

そのうえで3期目については。

中川行孝氏
「皆さんに約束したことを軌道に乗せる、実現させる。これが私の責任だと思っている」

中川氏の任期は10月17日から4年間です。