大分大学初の海外事務所となるタイのバンコクオフィスが設立から10周年を迎え、大分市で記念式典が開かれました。

式典には、大分大学をはじめ、バンコクオフィスを設置しているタイのトップレベルの国立大学「マヒドン大学」の関係者らおよそ60人が出席しました。

式典では、マヒドン大学元学長のウドム・カチントンさんが「多くの素晴らしいプロジェクトの出発点となっている」とバンコクオフィスの功績を称えました。

2015年にマヒドン大学の病院内に設立されたバンコクオフィスは、医学部を中心とした学生交流や、内視鏡手術などの医療技術支援に取り組むほか、タイでの産学官連携の橋渡し役も担っています。

10年間の取り組みによって、タイ国内での大分大学の認知度向上などにつながっているということで、大学では今後もグローバル化の推進拠点として、更なる発展を目指しています。