インド・ニューデリーで開催されているパラ陸上の世界選手権大会最終日が、日本時間5日に行われ、女子400m(T13クラス・視覚障害)決勝で、佐々木真菜(28、東邦銀行)が59秒39で銅メダルに輝いた。

前半から積極的な走りを見せた佐々木は、レース後半、トップのカロリーナ(ポルトガル)に離されはしたが、粘りを見せ3着でフィニッシュした。今大会日本勢女子で唯一のメダル獲得となった。

佐々木真菜選手

【佐々木選手コメント】
競技前にブラジルの選手が出場しないと聞いたので、今日は(メダルを)狙っていくしかない、自分の力を存分に発揮するときだと思った。レースプランも前にポルトガルの速い選手がいたのでそこに惑わされずに自分のレースをしようと思っていて、そこはクリアできた。ラストは、無我夢中で走るだけだと。足が動かなくなってくるのは当たり前なので、いかに体全部を使って進むことができるかが今までの課題だったので今回、それはできたと思った。メダルが取れて本当にうれしいです。