気象庁は5日午前3時に、小笠原近海の熱帯低気圧が台風22号(ハーロン)に変わったと発表しました。今後は日本の南を発達しながら西よりに進む見込みで、週の後半からは沖縄や西日本に接近する恐れがあるとみられます。

気象庁によりますと、台風22号は5日午前9時時点で、小笠原諸島・父島の南およそ280キロの海上にあって、ゆっくりとした速さで西に進んでいるということです。

中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の北東側330キロ以内と南西側220キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっています。

この後、台風22号は発達しながら、5日は小笠原諸島の南海上をゆっくり西よりに進み、6日は日本の南に進む見込みです。

その後は、強い台風となって日本の南を西よりに進み、暴風域を伴いながら沖縄や西日本に近づく恐れがあります。