警察は、青森県内に住む60代男性がマッチングアプリで知り合った女性に投資話を持ちかけられ、約100万円をだまし取られる被害にあったと発表しました。
警察がSNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。
八戸警察署によりますと今年11月6日頃、青森県内に住む60代男性がマッチングアプリ「ハッピーメール」を通じ、自称「青森市内に住む高橋琴美」と知り合い、LINEメッセージでやり取りをはじめ、次策に好意な抱くようになりました。
その後、高橋からLINEで
「私は暗号資産を使って、為替取引で稼いでいる」
などと、投資話を持ちかけられた男性は、高橋に対する好意から、高橋の勧めであれば儲け話にのってみようと、暗号資産交換業者「bitbank」にアカウント登録し、投資アプリ「BHUUFTRAD」をインストールしました。
その後、高橋の指示に従って2回にわたり、bitbankで暗号資産イーサリアムを購入し、約105万円相当の暗号資産イーサリアムを指定アドレスに送信しました。
投資アプリ内では利益が発生したものの、男性が出金しようとしたところ、できなかったため、八戸警察署に相談し、詐欺被害に気がついたということです。
警察によりますと、SNSを通じて恋愛感情などを抱かせた上、投資等のもうけ話を持ちかけ、金銭をだまし取るSNS型ロマンス詐欺事件が相次いでいます。
警察は投資話などを勧められた場合は、必ず家族や知人、最寄りの警察に相談して、絶対に1人で対応しないよう注意を呼びかけています。














