現場は右に大きく湾曲するヘアピンカーブ

軽乗用車が横転した現場(福岡・篠栗町)

事故現場のカーブは、米ノ山展望台と麓を結ぶ林道にあり、比較的麓に近い場所に位置している。

右に大きく湾曲し、ほぼ180度引き返すような形状をした、いわゆるヘアピンカーブであり、約4%から7%の下り勾配となっていた。

最も急な部分の限界旋回速度(車がカーブを曲がることのできる理論上の限界速度)は時速約36~38キロであった。

軽乗用車が横転したカーブは、入り口からある程度進行しなければ、その先もカーブが続くのかを見通すことが困難な形状をしていた。