巨人・高橋優貴投手(写真:球団提供)

◆高橋優貴(25)は600万円減の3000万円でサイン。

昨季はチームトップの11勝をマークし、今季は左腕エースとして期待されたが、オープン戦の登板もなく先発ローテーションから外れて救援で開幕を迎える。5月以降は先発に戻ったが結果を残せず7月の登板を最後にファーム落ち。10試合、1勝5敗、防御率5.40、9月下旬に左ヒジ関節鏡視下クリーニング手術を受け、育成契約でのスタートとなる。

今季について「悔しい思いと勉強にもなったシーズンでした」と話し、手術後の状態は良好で「キャンプにはある程度の状態で入っていけると思いうので、ゼロから鍛えな直してシーズンを迎えた」と前を向いた。

◆2年目・平内龍太(24)は1450万円から倍増の2900万円でサイン。昨季のルーキーイヤーは3試合の登板に終わるが今季は開幕直後から救援でマウンドに上り4月21日・広島戦でプロ初勝利を挙げる。シーズンを通じて53試合に登板、4勝4敗13ホールド 防御率4.32だったが、11月に右肘を手術しため育成契約として再出発となる。

今季について「良い場面で投げさせてもらったが、大事なところで抑えられるピッチャーにならないといけない」と痛感し、来季に関して「(手術後も)良い感じで来てる。8回のポジションを任されて確立し、良い場面で投げるようにしたい」と意気込みを見せた。

◆田中豊樹(29)は400万円減の1500万円でサイン。昨季は自己最多の39試合に登板し、0勝0敗2ホールド、防御率2.84だったが昨年11月に右肘の手術を受けた影響で育成契約となり、今季はファーム1試合の登板に終わり支配下契約に至らなかった。

今季については「終盤になって痛みもなくなった感じで、今は投げられてる感じです」と話し、来季に向け「自分の地位を確立して、軌道に乗れればなと思ってます。やっぱり勝ちゲームの8回に大勢につなげるピッチャーになりたいですね」と巻き返しを誓った。