投開票が2日後に迫った自民党総裁選。10月2日、大阪で候補者の演説会が開かれました。

 総裁選期間中、最後となる演説会には、抽選で選ばれた一般の人や自民党員など約800人が詰めかけました。演説会には高市氏、小林氏、茂木氏の3人が出席しました。

 (高市早苗 前経済安保担当大臣)「多くの皆さまが今の暮らしや未来にむけて感じている不安を、絶対に希望や夢に変える。リーダーは希望を配っていかなければいけない、そして配るだけじゃなくて実行しなきゃいけない」

 (小林鷹之 元経済安保担当大臣)「国民の皆さんの不安を解消したい。そしてこの国の未来に希望の光をともしたい。心から胸を張れるような日本を作りたいんです」

 (茂木敏充 前幹事長)「皆さんの力があれば、阪神タイガースのように圧勝することができるんだ。こんなふうに確信をしています。ここは拍手をもらうところです。未来と社会はわれわれの取り組みによって、いくらでも変えることができる」

 林氏と小泉氏は公務の都合により動画で参加しました。

 (林芳正 官房長官)「特に大阪はたくさんの中小企業、小規模事業者の方がいらっしゃいます。こうした中小企業、小規模事業者の皆さんを、ぐっと後押しをしていきたい。実質賃金1%、これが定着するまで手を緩めずにやってまいりたい」

 (小泉進次郎 農水大臣)「大阪で起きている課題のひとつに、外国人の問題があります。多岐にわたる課題をしっかりと、一元的に扱うための司令塔機能を強化する必要があります。私が総理総裁になった暁には、総理大臣がヘッドでこの司令塔機能を強化して、年内にアクションプランを策定していきます」

 演説会が終わった後、会場の外では投票する党員らの姿も。

 投開票は10月4日です。