韓国との国境の島・長崎県対馬市で、韓国の伝統菓子について学び現代風にアレンジする体験講座が開かれました。

韓国のお菓子「ヤックァ」と「ユグァ」です。
この講座は韓国に近い対馬の人々に韓国の文化を知ってもらおうと対馬市国際交流協会が開きました。

講師は対馬市国際交流員の金秀珉(キム・スミン)さん。「ヤックァ」と「ユグァ」は糖や油が貴重品だった時代に宮廷の儀式などで使用する「料理」として誕生したとされる韓国伝統のお菓子です。

参加者らは金さんから歴史について学んだあと、チョコレートやナッツを使って伝統菓子をアレンジしました。

参加者「茶色いやつがドーナツみたいな味がして美味しかった」

参加者「お菓子の飾りつけが楽しかった」

対馬市国際交流員・金秀珉さん「伝統菓子はあんまり直接行かないと食べにくいし接するのも大変だと思いますので、せっかく(対馬に)近い釜山があるのでみんなに(知ってもらう)良い機会だった」
参加者らは、お菓子作りを通して楽しみながら韓国の文化を学んでいました。