日本航空が導入を目指している持続可能な航空燃料「SAF」の原料となる、使用済みの食用油を回収するボックスが山口県下関市の大学に設置されました。
回収ボックスが設置されたのは下関市の梅光学院大学です。
大学では3年生が日本航空と連携し、「SAF」を地域に広める活動に取り組んでいます。
「SAF」は廃食油、使用済みの食用油を原料にした航空燃料のことで、CO2削減に向け日本航空が導入を進めています。
ボックスで回収するのは常温で液体の植物性の油です。
固形や動物性、鉱物系の油は入れることができません。
学生や職員だけでなく、大学が開いている時間であれば、地域の人も利用できます。
梅光学院大学 文学部3年 長川原涼弥さん
「私たちが使った油をボックスに入れて、それが飛行機の燃料になって飛ぶというのはすごく夢のある話だなと思いますし、学生全体でこれからも頑張っていきたいなと」
日本航空 九州・山口支社 猿渡美保 支社長
「こうした取り組みを通して環境保護にも私どもも貢献しながら、そして皆様の利便性にも役立つ、そういった会社であるということを知っていただくことが必要なのかなと思っています」
回収ボックスは梅光学院高校や中学校、幼稚園にも設置されました。
注目の記事
【クマ嵐】過去最悪の被害 駆除したクマはどこへ?焼却施設はひっ迫し「燃やせなくなって埋め立て」料理人は“命の循環”食材として可能性を追求「北海道を代表する食材」へ

採取したキノコを撮影してAI判定 AIは“食べられる”と回答も… 実際は「毒キノコ」 和歌山市の70代男性が嘔吐の症状で一時入院 「AIや図鑑で自己判断するのは危険」市が注意呼びかけ

「町」は「まち」?「ちょう」?専門家も「法律で決まっていない、割とまちまち…」全国743町の呼び方の謎

「BTSのメンバーと…」言いづらそうな一点 見逃さない “スーパー女性行員” 相次ぐSNS型特殊詐欺 “チームの目” で守った!北陸銀行滑川支店

ランナーが突然、倒れ心肺停止状態 沿道で応援の女性やランナーなど 5人が"とっさの判断" 連係で命を救う 山梨

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新画像 NASAが複数公開「宇宙人・地球外生命体の関与」は否定









