保護者から集めたクラブ活動費や寄付金を着服したとして、和歌山県は県立高校女子野球部の顧問を懲戒免職処分にしたと発表しました。

 懲戒免職処分を受けたのは、和歌山県立海南高校の女子硬式野球部の顧問の男性(28)です。

 県によりますと、顧問は去年5月から今年6月にかけて、保護者から集めたクラブ活動費や寄付金のうち、約10万円を私的な飲食に使用したということです。

 このほかにも使い道のわからない支出が65万円ちかくあったということですが、顧問は「備品など必要な支出だった」と説明しているということです。

 県は顧問に全額返金を求めています。