去年10月に千葉県いすみ市と大多喜町を走るいすみ鉄道で列車が脱線した事故について、国の運輸安全委員会が脱線の原因は枕木の腐食やひび割れの可能性が高いとする調査報告書を公表しました。
この事故は、去年10月千葉県いすみ市と大多喜町を走るいすみ鉄道の列車が国吉駅から上総中川駅の間を時速41キロで走行中に、8本の車輪のうち6本が脱線したものです。
国の運輸安全委員会がきょう(2日)公表した調査報告書では、事故の原因について、腐食やひび割れのある枕木が連続し左右のレールの幅が広がったことが脱線につながった可能性が高いとしています。
いすみ鉄道では老朽化で補修が必要な枕木が多い一方で、会社の予算や施工能力を超えていたことから枕木の交換が十分にできておらず、腐食やひび割れがある枕木が連続していたと考えられるということです。
こうしたことから、運輸安全委員会はいすみ鉄道に対し、強度の強いコンクリート製の枕木を増やすために国や自治体からの協力を得たり、社外の技術支援を積極的に活用したりすることなどを求めています。
いすみ鉄道は事故以降、全線で運休が続いていて2027年の秋頃に一部区間で運転再開を目指すとしています。
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