朝カレー店が人気のワケ
「朝カレー」を提供する店が増えているのはナゼなのかー。
年間850食もカレーを食べているカレー研究家の一条さんは、「コロナ禍」も関係していると話します。

カレー研究家・一条もんこさん:
「朝からカレーを食べたいという人は、ずっといたと思う。立ち食いそば屋さんでも誰かはカレーを食べているし、潜在的に朝カレーを食べたいという人は、ある一定層いた」
しかし、立ち食いそば店は、コロナ禍以降減少傾向に…。
そのため、朝からカレーを求めてカレー店に並ぶ人が増えたのだといいます。
「注文から30分かかる」朝カレー
朝8時オープンの『土鍋ごはんと甘辛カレー 一体感』(東京・銀座)では、“注文してから提供まで30分かかる”朝カレーに、開店前から行列ができています。

「1時間並んでも食べたいものは結構並ぶので、そんなに苦にはならない」(40代男性)
そこまでして朝から食べたいというのが、「和牛ビーフカレー」(1650円)。

数種類のスパイスとフルーツが溶け込んだ甘辛い欧風カレーに、A5ランクの黒毛和牛が入った贅沢な一品。

産地や食感が違う「3種類のお米から選べる」土鍋ご飯は、注文が入ってから炊き始めるため提供までに30分かかるのです。

西堀部員:
「コクがすごい。お米は粒が立っているからちゃんとまとわりついて、お肉のホロホロがルーと合う。 美味しい」
1日の始まりに朝カレー。新たな食習慣がじわじわ広がっています。
(THE TIME,2025年9月26日放送より)