知り合いの女性を殴るなどして傷害の疑いで逮捕され、不起訴処分となった愛媛県の宇和島消防の男性消防士について宇和島地区広域事務組合消防本部は1日減給10分の1、3か月の懲戒処分にしました。

 処分を受けたのは、宇和島消防署津島分署に勤務する20代の男性消防士です。
 この職員は、今年7月、ホテルで知人女性に殴るなどの暴行を加えたとして傷害の疑いで逮捕され、その後、不起訴処分になりました。

 宇和島地区広域事務組合消防本部では、法令違反や信用失墜行為にあたるなどとして、この職員を今月(10)1日付で、減給10分の1、3か月の懲戒処分にしました

 井尻光明消防長は「住民の模範となるべき消防職員が事件を起こしたことは誠に遺憾で、被害者の方を始め多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げ、信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。