島根県吉賀町にある県立吉賀高校の学生寮で食事をした生徒8人が下痢や腹痛などの症状を訴えていたことがわかり、保健所は寮の食事が集団食中毒と断定し、調理業務を4日間の停止処分としました。

益田保健所によりますと、食中毒の症状を訴えたのは県立吉賀高校の学生寮「吉賀町サクラマス交流センター」で生活する生徒8人で、9月29日に、下痢や腹痛、吐き気などの症状が出ていると医療機関から連絡がありました。

益田保健所は調査の上、寮で調理、提供した食事を原因とする集団食中毒と断定し、1日から4日までの4日間、寮での調理業務の停止を命じました。

入院した生徒はなく、全員が快方に向かっているということです。

県は、生徒の便を採取し、食中毒の原因を調べているということです。