京丹後市の基地の外で米兵らが小銃を所持していた問題。事前に決めたルールが守られなかったと防衛省が釈明です。

 防衛省近畿中部防衛局によりますと、先月16日、京丹後市で陸上自衛隊などとの共同訓練に参加していたアメリカ陸軍兵4、5人が基地の外の国道を小銃を所持したまま歩行。市は、住民に不安を与えるとして防衛省に抗議文を提出し、きょう、近畿中部防衛局長が京丹後市の中山泰市長と面会しました。

(防衛省・近畿中部防衛局丸山幹夫局長)「米側から聞いているのは、訓練が始まる前にルール化していた公道を歩かないことについて、そのうえで起こってしまった事案だと」

 近畿中部防衛局は米兵らの小銃に実弾は入っていなかったと説明。米軍側には再発防止策を申し入れたということです。