船員として海の仕事に携わる女性を「フネージョ」と名づけ、女性の仕事への参加を促したい。そんな座談会が高松市で開かれました。


(司会)
「リラックスグッズなど、乗船する時に必ず持っていくというものはありますでしょうか」


(参加者)
「ハンドクリームとか匂いがいいものとかをつけてリラックスしてます」


「フネージョ」が仕事などを本音で語る座談会です。四国運輸局などが、女性にも船員の仕事へ目を向けてもらおうと開きました。


海運産業で働く女性船員の割合は四国4県でわずか0.8%しかいないのが現状ですが、座談会に参加したフネージョからは前向きに仕事に取り組む声が聞かれました。


(参加者)
「大きな船を動かしている実感というか」


「船でしか得られない経験はたくさんあるので、やりがいはすごくあります」


座談会はネット配信も予定されていて、四国運輸局では船を運航する会社にも見てもらい、女性を雇用するきっかけになればと話しています。