大阪府内の路上で、女子高校生の背後からロープのような物を首にかけて引き倒そうとしたうえ、抵抗された際に顔を平手で殴り転倒させてケガを負わせたなどとして、大阪府貝塚市の男(40)が逮捕されました。

 大阪府警が10月1日、不同意わいせつ致傷と強盗の疑いで逮捕したのは、貝塚市の無職・所谷広隆容疑者(40)です。

 府警によりますと、所谷容疑者は9月1日夜に大阪府内の路上で、わいせつ行為をする目的で、歩いていた女子高校生(10代)の背後からロープのような物を首にかけ、後ろに引き倒そうとしたうえ、抵抗されたことから頭を平手で殴って転倒させ、ケガを負わせた疑いが持たれています。

 また、地面に落ちた女子高校生のスマートフォンを盗んだ疑いも持たれています。

 女子高校生は逃げましたが、腰や肩を打撲しました。

 防犯カメラの捜査などから、所谷容疑者が浮上。映像には、所谷容疑者とみられる人物が、犯行の約1時間前から周辺を物色・徘徊している様子が映っていたということです。
 
 取り調べに対し所谷容疑者は、「女の子の体を触る目的でやったことに間違いありません。ケガをしていることも分かりました」と容疑を認めているということです。