近畿地方をはじめ西日本では、1日夕方にかけてひょうや落雷、突風、急な強い雨への注意が必要です。

 気象庁によりますと、北日本の上空5500メートルには氷点下15度以下の、西日本から東日本には氷点下12度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込む予想となっています。

 このため西日本では1日にかけて、東日本・北日本では2日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風やひょう、急な強い雨のおそれがあります。

 1日、北海道は気圧の谷の中にあるということで、白老町森野では、1日午前9時50分までの1時間に、統計開始以来1位となる123.5ミリの雨が降り、午前9時までの24時間に322.5ミリの雨を記録しているということです。

 そんな中、日本のはるか南、フィリピンの東にある低気圧が、熱帯低気圧に変わりそうという予想が出てきました。

 気象庁の最新の24時間予想天気図によりますと1日午前3時にフィリピンの東にある低気圧は、1日夜9時の予想では熱帯低気圧に変わる可能性があり、48時間後予想、2日夜9時段階の予想でも、熱帯低気圧とみられています。

 熱帯低気圧は「台風のたまご」とも呼ばれ、その後の発達や進路が注目されはじめるきっかけとなります。今夜からあすの最新予想を引き続き注視していきます。