「かわいいねって話にはなっています。校則が厳しくて、使えない」


― 履いてきたら?
「校門入れないです。門の前で言われる」


「くるぶし以上って言われているので、余りにも長すぎたら怒られるかなと思います」


第1次のブームからおよそ30年…。なぜ、ルーズソックスは、校則で禁止なのでしょうか?


広島で制服を扱っているキョーリツによりますと、「ルーズソックスを履くことで自然とスカート丈が短くなり、校内の風紀が乱れる」として、学校側が2000年頃から「指定の靴下」を導入し始めたのだといいます。


広島市の私立高校「進徳女子高校」の生徒指導担当・中島健太 教諭にも聞きました。


進徳女子高校 生徒指導担当 中島健太 教諭
「平素の制服ではオールトータルコーディネートなんで、ソックスまでセットでデザインされておりますので、ルーズソックスっていうのは平日、見ることはございません」


進徳女子高校も、校則で「ブラウス・カーディガン・ベスト・コート・ソックスは学校指定のものとする」と規定しています。


つまり、規定以外の靴下となるルーズソックスを履いて登校すると、中島先生の生徒指導の対象となってしまうのです。


中島健太 教諭
「校則、一応ルールというものが、最低限のものがあります。今はやはり、これが本校の制服なので、これが、本校の売りでもありますので、それを着崩されると、指導の対象になってしまいます」


「私服の場合は、本人の個性・自由ですので、それは自由にしていいよということでは言っております」


となると、ルーズソックスは「私服コーディネート」のアイテムになります。県内の靴下ショップで最新事情を聞いてきました。