「フレイル」という言葉をご存じですか?日本語で「衰え」を意味し、高知県南国市では30日、このフレイルを予防するためのイベントが開かれました。

南国市の量販店で開かれた「フレイル予防デイ」です。南国市では健康寿命を伸ばす取り組みとして2023年から保健師や歯科衛生士、市民ボランティアらが協力し、年に1回、イベントを実施しています。今回は脚の筋肉量や握力、滑舌をチェックするコーナーや、保健師や歯科衛生士に相談できるコーナーが設けられたほか、噛み応えのある食事の試食なども行われました。

(参加者)
「結果は握力がひと月前より上がっているからびっくりしたのよ」
(Q.この結果ご覧になっていかがですか?)
「いや~、もっと頑張ろうと思いましたよ」

(南国市フレイルサポーター 濵田二三惠さん)
「ふだんから運動、お口の体操、(食物の)栄養、人とのお付き合い・社会性がものすごく大事なんですよ。1人だけで家にこもっておらないことが一番大事だと思います」

イベントには高齢者を中心に大勢の人が参加し、自身の健康度合いや生活習慣を確認していました。