1976年を最後に定期便運航なし、チャーター便も2009年以降なし

チャーター機は、福井空港でも離着陸が可能な46人乗りのコンパクトな機体です。1966年に開港した福井空港。

定期便は1976年を最後に半世紀近く運航されておらず、チャーター便も2009年以降運航実績がありません。事態を打開しようと、福井県は今年、空港ビルの建て替えなど再整備構想を取りまとめ、観光面での需要を模索する一手として、中型プロペラ機の試験飛行が行われました。

福井県空港利活用室・小嶋直人室長「滑走路、エプロン使っていただいて問題ないことが確認できた」

トキエア・長谷川政樹社長「(新潟空港から)40分くらいで着陸しているので、陸路と考えたらとんでもなく近いと思うので飛行機の便利さを有効に活用したい」

30年来の地元の航空ファンは。

地元の人「(見られて)よかったです、ラッキーでした。ここを拠点にして九州やら南紀やら新潟も、電車は走っているが直通路線はない。それで飛行機が飛ぶと大変便利になるなと期待している」