30日は秋の全国交通安全運動の最終日です。登下校の時間に合わせて、山口県内一斉に通学路の取締りが行われました。
山口県内59か所で行われ、このうち宇部市では慶進中学校・高校近くの道路で、通学の時間に合わせて取締りが行われました。
この道路は駅が近く、電車を利用する生徒の通学が集中することから、朝の1時間は許可証を持つ車両しか通行できません。30日はこの時間、許可証を持たない通行禁止違反で4人を摘発しました。
県内では、高校生以下の交通事故が、8月末までに143件発生し、153人がけがをしています。このうち、登下校中の事故でけがをしたのは29人で、いずれも前年を上回っています。
宇部警察署 梶山拓也 交通官
「朝の時間帯というのが通学時間中の児童や生徒を守るために交通規制がかかって
いますので、その辺はしっかりと標識を確認してもらいたいと思っています」
警察では、「歩行者の動きをよく見て、速度や車間距離に注意し車を運転してほしい」と呼びかけています。