検察・弁護側それぞれの主張は?

岡山地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

検察は冒頭陳述で、「被告は被害者と事件前まで交際していたが別れを告げられ、不満や怒りを一方的に募らせて犯行に及んだ」とし、被害者に対する執着心や殺意の強さを指摘。

一方、弁護側は、「被告は自閉スペクトラム症などの障害があり、当時、グループホームに入所していて、脆弱性や成育歴からきた犯行」「責任能力は争わないものの、過ちを繰り返さないための量刑を一緒に考えてほしい」と訴えました。

裁判はあす(10月1日)、結審する予定です。