犯罪被害者らに対する支援の必要性について理解を深めてもらおうと交通事故などで亡くなった人の写真や遺族のメッセージの展示会が仙台で始まりました。
宮城県庁1階ロビーで始まった「生命(いのち)のメッセージ展」では交通事故などで亡くなった13人の写真や遺族の思いが貼られた等身大パネルが展示されています。

この展示会は犯罪被害者やその家族の支援の必要性について理解を深めてもらおうと全国で開催されているもので、今回は県内の交通事故被害者遺族らで作る団体が主催しました。
代表の佐藤早織さんは2000年に、長男の翔樹(しょうき)くん(当時8)を交通事故で亡くしました。

佐藤早織さん
「みんなに忘れてほしくない事件・事故は他人事ではなく誰にでも起こりうることだから知ってほしい」

この「生命のメッセージ展」は10月2日まで宮城県庁1階ロビーで開かれています。