黒柳徹子さんとTravis Japan・七五三掛(しめかけ)龍也さんが初共演する朗読劇『ハロルドとモード』のゲネプロ取材会が行われました。
そのほか、森迫永依さん、前野朋哉さん、松尾貴史さん、和久井映見さんといった豪華キャストが顔を揃えました。

今回で6回目となる朗読劇『ハロルドとモード』。黒柳さんが演じるのは、自分らしく生きる破天荒な79歳の女性・モード。七五三掛さんは、19歳の少年・ハロルドを演じます。ハロルド役は、2020年の生田斗真さん、21年のWEST.・藤井流星さん、22年のtimelesz・佐藤勝利さん、23年のSnow Man・向井康二さん、24年のtimelesz・松島聡さんに続く6代目。
ゲネプロを終え、黒柳さんは“終わった後、七五三掛さんが涙をこぼしていたのが、とっても印象的でした。本当に心を込めて演じているんだなと思って”と、感動したことを伝えると、七五三掛さんは“徹子さんに今、そう言っていただけて、本当に嬉しく思います”と、感謝しました。

物語は、80歳の誕生日を迎えるおばあさんと19歳の少年との恋愛という不思議な関係。黒柳さんは“私は、七五三掛さんと一緒にやっていて、本当にこの方は純粋方で、19歳の役をとても一生懸命にやっています。(私も)嬉しい気持ちでやっています”と話すと、会場から、七五三掛さんの年齢について問われた黒柳さん。“本当の歳?知らない。いくつ?”と、七五三掛さんに聞き、“30歳です”と答えると、“うそ!私10代かと思ってた”と驚き、会場は笑いに包まれました。

今度は、七五三掛さんが“先ほど徹子さんが僕のことを凄くピュアで純粋と言ってくださったんですけど、僕以上に徹子さんの方がピュアで純粋だなって凄く感じるんですよ”と切り出し、“昨日まで仕事でタイへ行っていたんですけど、タイのお菓子を買ってきて、それを徹子さんにお渡ししたら、凄く喜んでくださって、今まで人類で見てきた人の中で、1番可愛らしい喜び方をされていたので、本当に心がキレイでピュアな方なんだなというのを感じましたね”と、エピソードを披露。
黒柳さんは“とっても可愛い缶に入っていたんですね。15㎝直径ぐらいの丸い、水色の可愛い女の子がいっぱい付いてる可愛い缶で、中にとっても美味しいビスケットが入っていたんですよ。トリュフの味がするビスケットね”と、お茶目に説明しました。

また、七五三掛さんは、これまで5人の先輩たちが演じてきて、アドバイスをもらったか尋ねられる、“映像は見させていただいたんですけど、あえて舞台のことは聞かずに、自分が感じたものを素直に演じていけたらなと思いながら稽古していました”と、回答。

そして、黒柳さんが七五三掛さんエピソードを紹介。“演出の方が七五三掛さんに、そこのところはもうちょっとこういう気持ち…”などと、指導されると、“言われた通りに全部、それに足して、何倍にもしてセリフを言える。才能だと思うんですけど、そういうものがあるので、毎回私はそれでびっくりして、七五三掛さんがセリフをおっしゃるたびに、わぁ凄いと思って、演出家のおっしゃったことをこんなにちゃんと出来る人がいるんだと思って、いつもびっくりして聞いていました”と話すと、七五三掛さんは“世界一嬉しい褒め言葉ですね”と、笑顔を見せていました。
【担当:芸能情報ステーション】