1年前は能登で豪雨 石川への思いは強く
一夜明けた29日午前、二所ノ関部屋では会見が開かれました。他の有力力士の休場が相次ぐ中、休まず土俵を務め、自身初の年間最多勝は場所中に早々と決まりました。
大の里「今年は(年間最多勝を)絶対取ろうという思いを持っていた目標の一つでもあったので、こういう9月場所の時点でそれが確定したのは嬉しい」
2024年9月、能登が豪雨に見舞われてから1年、地元への思いは依然強く持っています。
大の里「たくさんの方が応援してくれて見てくれていたと思うので、去年1年前豪雨があったりとか、復興はまだまだだが、少しでもやっぱり石川に自分の優勝で明るい話題が届けられたのかなと思う。九州場所も気を引き締めて頑張っていきたい」
横綱として念願の賜杯を獲得した大の里。角界を背負う郷土の星の活躍は、これからも石川に元気を与え続けてくれます。