バレーボールの世界一を決める戦い、“世界バレー”の男子決勝が28日、フィリピンで行われ、前回王者のイタリアがブルガリアにセットカウント3ー1(25-21、25-17、17-25、25-10)で勝利、2大会連続5回目の優勝を果たした。前回大会の3位ブラジルや世界ランキング4位のフランスが予選で敗退するなど波乱のなか、イタリアが女子に続き金メダルを獲得した。

初優勝を目指したブルガリアは、1970年のブルガリア大会に並ぶ、過去最高タイの銀メダル。銅メダルは世界ランキング1位のポーランドとなった。日本は1974年メキシコ大会での銅メダル以来、51年ぶりの表彰台を目指したが予選ラウンドで敗退し(1勝2敗)23位だった。

世界バレーは2年に一度開催されるバレーボール3大大会のひとつ。今大会は女子が8月23日(タイ)から、男子が9月13日(フィリピン)から開催され、参加チーム数は前回大会の24から増え、男女それぞれ32チームが頂点を争った。次回2027年の男子大会はポーランド、女子はアメリカとカナダの共同開催で行われる。

【男子最終順位】
優勝 イタリア
2位 ブルガリア
3位 ポーランド
4位 チェコ共和国
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23位 日本

【女子最終順位】
優勝 イタリア
2位 トルコ
3位 ブラジル
4位 日本