愛媛県今治市出身のジャーナリスト長井健司さんが、取材中に射殺されてから27日で18年です。
遺族は真相の究明を訴え続けています。

今治市出身の長井健司さんは2007年9月27日、ミャンマーで反政府デモを取材中に治安部隊に銃撃され命を落としました。

命日の27日、長井さんの妹、小川典子さんが墓前に花を手向け、手をあわせました。

今月24日、長井さんが所属していたAPF通信社は、長井さんが撮影していたビデオカメラの映像分析で、銃撃される直前の真っ暗な映像部分に改ざんされたとみられる上書きの痕跡が見つかったことを明らかにしました。

(長井さんの妹 小川典子さん)
「黒塗りの部分に撮影した映像が入っていますから最後の映像をいつか目にしたいと思っています」

小川さんは「兄の名誉のために引き続き働きかけをしていきたい」と話しています。