鶴岡工業高校の生徒が27日、鶴岡市の染色加工会社で特産の「シルク」を使ったスカーフ作りを体験しました。
鶴岡工業高校の生徒会役員らが体験したのは絹に手刷りで印刷する手捺染(てなっせん)という手法です。

今年、鶴岡工業高校は前身である鶴岡染織学校の創立から130周年を迎えることから、「鶴工シルクプロジェクト」として記念のシルクスカーフを作ることになりました。地元企業などの協力を受け、構想からデザイン案まで生徒たちが考えました。高価なシルクとあって生徒たちは緊張した面持ちで色を入れていました。

参加した生徒は「左右の力を均等にしなければいけないのが難しい」 参加した生徒は「鶴の後ろの方が伸びて広がっていくデザインが好き」
指導した社員は「もらった人が喜ぶような そんな気持ちでプリントしてもらえれば」
記念のシルクスカーフは来月20日の創立記念式典でお披露目されます。