▽9月26日(金)東北楽天ゴールデンイーグルス(パ4位)vs福岡ソフトバンクホークス(パ1位)/楽天モバイル

優勝マジック「2」としているソフトバンクは1回ウラ、先発の上沢が楽天の1番・中島に2ベースヒットを打たれると、4番・ボイト、5番・浅村に連続タイムリーを許し、2点を先制される。

2回ウラにも1アウト1、3塁のピンチを背負うと、1番・中島に犠牲フライを打たれ、リードを広げられる。

3点を追う6回表、この回先頭の3番・栗原がヒットで出塁すると、5番・柳町が自己最多となる第5号の2ランホームラン(プロ10本目)を放ち1点差に迫る。

さらに7回表、先頭の川瀬が四球を選び出塁すると、2番・近藤が同点のタイムリー3ベース、3番・栗原もタイムリー2ベースで続き、1点を勝ち越す。

先発の上沢は尻上がりに調子を上げて、7回を3失点と試合の流れを作る。

8回ウラは、ホールドポイントリーグトップの松本裕樹がランナーを出すも無失点に抑えると、9回ウラはセーブ王争いを繰り広げる杉山が、わずか9球で三者凡退に抑え、トップタイの29セーブ目をマーク。先発の上沢は12勝目。

逆転勝利のソフトバンク、2位の日本ハムが勝利したため優勝とはならなかったが、マジックを一つ減らし、ついに「1」に。シーズン5試合を残し、2年連続の歓喜の瞬間に王手をかけた。

【試合結果 ソフトバンク4-3楽天】