北アルプス鹿島槍ヶ岳周辺で行方不明になっていた男性が26日午後、発見されましたが、その後死亡が確認されました。

死亡したのは、長野市川中島町に住む47歳の会社員の男性で、24日に妻から「登山に出掛けた夫と連絡が取れない」と届け出があり、警察が捜索していました。

26日午後、県警のヘリコプターが鹿島槍ヶ岳の八峰キレット東側斜面で倒れている男性を発見し、救助しましたが、その後死亡が確認されました。

警察によりますと、男性は1人で21日に大町市から入山し、爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳、五竜岳方面に向かう予定でしたが、予定日の23日を過ぎても下山せず、行方がわからなくなっていました。

北アルプスでは22日に槍ヶ岳で、24日には北穂高岳でいずれも男性が死亡していて、今回と合わせて3人が遭難で亡くなっています。