ピッチまで約5メートル

このスタジアム最大の特徴は――。

ジャパネットホールディングス 赤嶺蘭さん
「ここがJリーグで定められている最短約5メートルという座席」
橋本星奈アナウンサー
「もう目と鼻の先!」

客席とピッチとの距離5メートル。日本一ピッチに近いサッカースタジアムです。

その特別な空間を味わいたいと毎試合1500~2000人の新規来場者が訪れ、平均入場者数は以前の約2倍に増えました。

V・ファーレン長崎 田河毅宜社長
「開業してもうすぐ1年経つが、このタイミングでもお客様の数が増え続けているというところは県民・市民の皆さんの期待感、盛り上がりをダイレクトに感じている」

富山県サッカー協会が富山駅の東側エリアで2030年代前半の開業を目指しているサッカー専用スタジアム。

カターレ富山の本拠地として臨場感ある観戦ができるように設計し、多機能複合型施設で、にぎわい創出や富山と定期的に関係を持つ人々の拠点とすることをコンセプトに掲げています。

構想について日本サッカー協会の宮本恒靖会長は――

日本サッカー協会 宮本恒靖会長
「サッカーとかスポーツ以外でも街に貢献するとか、人の暮らしに何かをもたらすことができるというものが、アクセスのいいところにあると街にとってすごくいいことなんじゃないかと思う」
橋本星奈アナウンサー
「サッカー協会としてのサポートは?」
日本サッカー協会 宮本恒靖会長
「自治体のところに行ってお願いするような機会が必要であれば行くし、将来的に国際試合してもらえるような場所であれば、できた後のサポートもできると思うし、色々な形はあると思う」

宮本会長もサポートの意向を示した富山の「まちなかスタジアム」構想。

成功の秘訣は何なのでしょうか?