富山県サッカー協会が目指している県内初のサッカー専用スタジアムの建設。その一大プロジェクトのコンセプトとして掲げているのがまちなかのにぎわい創出です。先行事例の一つとしてあがっているのが去年9月、長崎県に完成したまちなかスタジアム。富山で実現するためには何が必要なのか取材しました。

豊かな歴史と文化が融合した長崎市。人口は約38万人。富山市は40万人で人口規模としてはやや小さいと言えます。

街には路面電車が走り、富山市と共通点が多い地方都市です。

そんな長崎のまちなかに、いま全国から注目を集めている場所があります。

橋本星奈アナウンサー
「長崎スタジアムシティにやってきました。去年できたばかりの新しいサッカー専用スタジアムです。なぜ『スタジアムシティ』という名前なのか、秘密を探っていきます」

去年9月に完成した「ピーススタジアム」。J2クラブ「V・ファーレン長崎」の本拠地で、最大約2万人を収容します。

全席が屋根で覆われ、雨の日でも濡れずに観戦できます。