「企業内理療師」とも言われるヘルスキーパー。

従業員は共有のカレンダーで予約をとると、勤務中に無料で好きな時間にマッサージを受けられます。
従業員は:「結構自覚できていないところでガタが来ているので、それを知るきっかけにもなるからとても助かっています」

こちらの女性はパティシエ。タルトの生地を伸ばしたりフルーツを載せたり同じ姿勢で作業をすることが多いといいます。
(いつ予約したくなる?)「金曜日の夕方に入れたくなる、一週間の疲労を…」

従業員は:「5分、10分やってもらうだけでもすごく軽くなって、その後の作業もしやすくなる、すごくありがたい」

ヘルスキーパーのあらい たえこさん41歳は、難病の「網膜色素変性症」を患っています。
あらい たえこさん:「触ってよくわかるのかなと思う、視覚から入らない触って確認するというところでコリとか結構見つけやすい」
21歳の時、目がチカチカしたことで病気が判明し徐々に視力が落ちていきました。
あらい たえこさん:「悲しさとか、一番は悔しい、もともとできたことができないということが一番悔しくて、見えてたらできるよと言いたくなったりとか」

いまでは何も見えないというあらいさんは6年前から盲学校に通い、マッサージやはりなどの国家資格を取得しました。
しかし。