「秋の全国交通安全運動」に合わせ、愛媛県松山市内にある自動車学校で、地元の小学生を対象にした自転車の交通安全教室が開かれました。

松山市吉藤にある愛媛自動車学校で開かれた交通安全教室には、近くの潮見小学校の5年生およそ100人が参加しました。

教室ではまず、松山東警察署の山﨑諭交通第一課長が、自転車に乗るときの早めのライト点灯や反射材の使用、また、ヘルメットの着用を呼びかけました。

このあと、パトカーの運転席から、車には死角がたくさんあることを学んだほか、トラックなど大きな車が左折するときには事故に巻き込まれやすいことなどを教わりました。

(児童)
「今見えているところでも、車から見えていないところがあるので、そこを十分注意したい」

愛媛県警によりますと、県内では今年に入り34人が交通事故で亡くなっていて、そのうち7人が自転車が絡む事故だということです。