愛媛県松山市の余土小学校では、教諭の負担軽減へ、今年度から、通知表の配布を3回から2回に変更しました。

6年3組の教室では5時間目の授業中、児童1人1人に前期の通知表が手渡されました。

通知表の配布を2回に変更した理由とは。

(濵石一利校長)
「学期末にゆとりのある教育活動をしていくのが一番」

学期末、テストの採点などで忙しい先生の負担を少しでも減らすためです。

今回、先生たちは時間にゆとりのある夏休みの期間中に通知表を作成しました。

先生たちにも好評のようです。

(6年3組の担任)
「1学期末は、だいぶゆとりがあった。休み時間に子どもたちと関わる時間がゆっくり取れたので、そこも良かった」

一方、子どもたちの受け止めは?

(6年3組の児童)
「今まではあゆみ(通知表)が配られた後は夏休みだったので、友達に報告することができなかったけど、変わったのでできて嬉しい」

余土小学校は先生と子どもたちの向き合う機会をさらに増やすため、来年度の通知表も2回にする予定です。