愛媛県松山市の余土小学校では、教諭の負担軽減へ、今年度から、通知表の配布を3回から2回に変更しました。
6年3組の教室では5時間目の授業中、児童1人1人に前期の通知表が手渡されました。
通知表の配布を2回に変更した理由とは。
(濵石一利校長)
「学期末にゆとりのある教育活動をしていくのが一番」
学期末、テストの採点などで忙しい先生の負担を少しでも減らすためです。
今回、先生たちは時間にゆとりのある夏休みの期間中に通知表を作成しました。
先生たちにも好評のようです。
(6年3組の担任)
「1学期末は、だいぶゆとりがあった。休み時間に子どもたちと関わる時間がゆっくり取れたので、そこも良かった」
一方、子どもたちの受け止めは?
(6年3組の児童)
「今まではあゆみ(通知表)が配られた後は夏休みだったので、友達に報告することができなかったけど、変わったのでできて嬉しい」
余土小学校は先生と子どもたちの向き合う機会をさらに増やすため、来年度の通知表も2回にする予定です。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









