■感謝の気持ちを忘れずに

深井選手は、自身をここまで支えてくれた家族やチーム関係者、そしてサポーターへの感謝の気持ちを何度も口にしました。
「コンサドーレのサポーターの皆さんは本当に温かくて優しくて、本当に僕は助けられました。このチームでプレイしてなければ、もしかしたらここまでプレイできなかったかもしれないですし、ここまで大怪我を乗り越えることができてなかったかもしれないので、本当に皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」
■指導者としての新たな挑戦へ
今後は指導者としての道を歩むことを明かした深井選手。
「指導者に早く切り替えて、また僕が小さい頃サッカー選手になりたいという強い思いでプロを目指したかのように、一流の監督になれるよう早く準備したいなという思いがあります。そのために、試合を見たり、いろんなできることをやっていこうという前向きな気持ちです」
目指す指導者像については、こう語りました。
「ピッチ内で起こったことを、選手たちがそれぞれ助け合い、気遣いながら、ボールを大事にしながら助け合うところをうまく伝えられたらなと思います」
■深井一希選手(30)プロフィール
1995年3月11日生まれ 179cm/80kg
北海道札幌市出身のMF
コンサドーレ札幌U-12、U-15、U-18を経て、トップチームへと昇格
2011年にはFIFA U-17ワールドカップ(メキシコ大会)の日本代表としても活躍