静岡県河津町は9月26日、20代の町職員に罵倒するなどの言動を繰り返した50代の男性係長を減給2か月の懲戒処分にしたと発表しました。

懲戒処分を受けたのは、河津町役場の50代の男性係長です。

町によりますと、係長は、2025年4月1日付で現在の所属先に異動し、部下の20代の男性係員が現場に忘れ物をしたり、後輩職員への指導が行き届かないことがある度に、係員に罵倒するような行き過ぎた言動を繰り返していました。係員は精神的な負荷を受けて、5月中旬から現在まで、病気休暇を取得中ということです。

町は、係長に重大なハラスメント行為があり、地方公務員法第29条第1項第3号(全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあった場合)に該当すると判断し、この係長を9月26日付で減給10分の1、(2か月)の懲戒処分にしました。

河津町の岸重宏町長は「このような行為があったことは、大変遺憾です。公務員である意識をもち、今後このようなことがないよう、全職員に対して指導してまいります」などとコメントしています。