“対策が必要”な下水管 全国で最長は愛知県

水道管がどれほど老朽化しているのか!?
国は埼玉県八潮市の陥没事故を受け、全国の自治体に下水道管の調査を要請。腐食や亀裂などにより、「原則1年以内に速やかな対策が必要」と判定された下水道管は、全国35都道府県で72キロメートルにのぼることが分かりました。

このうち愛知県内は14キロメートルと、全国で最も長くなっており、愛知県が管理する部分は、11.3キロメートルを占めていました。

(愛知県 大村秀章知事)
「目くじら立てるほどのキロ数でもない。速やかに調査して必要であれば補修する」

大村知事は9月17日の会見でこのように述べ、今後の調査で対策が必要な箇所を絞り込む方針です。

こうした老朽化がもたらす影響の1つが水道料金の値上げです。