
(記者)「台風12号の上陸から1か月余り。復旧に向けた工事はこれから本格化しそうです」

先月21日に上陸した台風12号の影響で、南さつま市では床上・床下浸水137棟の被害がでました。
被災した道路の補修に役立てようと、ふるさと納税で災害支援金の寄付を受け付け、これまでに100万円が寄せられたということです。
コワダヤも近くを流れる川がはん濫し、工場が浸水しました。

(食肉メーカー「コワダヤ」 吉田崇秀 常務)「どうなるんだろうかと不安は大きかった。全国から支援をもらっていることは大変うれしい。(市全体が)1日でも早く復興できるよう頑張りたい」

ポイントがもらえるのは今月までですが、今後も選ばれるよう返礼品の魅力アップを目指します。
(南さつま市商工水産課・弥栄司さん)「制度が変わっても返礼品の魅力をより充実させることに変わりはない。事業者と向き合って取り組みたい」
全国の寄付額が1兆円を突破する中、自治体には財源確保に向けた対応が今後も求められることになりそうです。