部下の既婚男性と複数回、ラブホテルで面会していたことが明らかになった群馬県の前橋市長。県内が豪雨に見舞われる最中にホテルに滞在していたこともあり、その行動に市民から疑問の声が上がっています。

きのう、急遽会見を開いた群馬県前橋市の小川晶市長。

前橋市 小川晶 市長
「多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」

一部週刊誌に「市長が部下の既婚男性とラブホテルに行っていた」と報じられたのです。

前橋市 小川晶 市長
「私が特定の職員と複数回、ホテルに行ったことは間違いがありません」

小川市長は男性職員が既婚者であることを認識していたといいます。そのうえで、今年2月から9月の間に市内のラブホテルを10回以上利用。男性職員と会うために公用車を使ったこともあったということです。

前橋市 小川晶 市長
「当該職員には公私にわたる相談に乗ってもらっていました。男女の関係はありません」

飲食店などでは周囲に人がいて具体的な会話ができないため、ラブホテルを選択したということで、「男女の関係はない」と主張しました。

ただ、ホテルを訪れていた日の中には…

群馬県内で「記録的短時間大雨情報」が立て続けに3回発表された今月10日。そのときも男性職員とホテルで面会をしていたというのです。

前橋市 小川晶 市長
「ホテルの中でも打ち合わせというか、いつでも何かあれば駆けつけられるような状況だったので、問題はないと考えてしまいました」

小川市長の行動を市民はどう見ているのでしょうか。

前橋市民
「はっきり言いますけど、やっぱり許せません。市長としてあるまじき行為ですよ。私は退任すべきだと思います」
「何とも言えない。関心ないからね」
「場所が悪いよね。そうは誰も思わないと思う、場所が場所だけに。まして男と女のことだから、ちょっとがっかり」

群馬県の山本一太知事は…

群馬県  山本一太 知事
「男女の関係がなかったっていうのは、これは誰も納得しないと思うし、やっぱりみんな嘘だと思ってるので、大変残念に思います」

小川市長は自身の進退について「弁護士や支援者とも相談しながら考えたい」としています。