免許停止中に消防車などを運転し有罪判決が確定した静岡市消防局の職員について、静岡市は9月25日、地方公務員法に基づき失職したと発表しました。
失職したのは、無免許運転の罪で懲役8か月、執行猶予3年の有罪判決が確定した静岡市消防局の26歳の男の職員です。
男性職員は、免許停止中だったにも関わらず2025年5月27日と6月4日の2回、静岡市葵区内で消防車を緊急走行させたほか、通勤の際にも自家用車を運転していました。
静岡市は25日、刑が確定したことから、地方公務員法に基づきこの職員が失職したと発表しました。
静岡市消防局の成澤央久消防局長は「職員が市民の皆様の信頼を損なう行為を行い、深くお詫び申し上げます。一層の綱紀粛正を図り、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。