アメリカ軍岩国基地(山口県岩国市)で行われているFCLP、空母艦載機の模擬着艦訓練は24日、昼夜絶え間なく続き、騒音の測定回数は300回を超えました。

空母艦載機の訓練は24日も午後1時半ごろに始まりました。

通告があった昼の訓練は、午後1時半からの3時間です。しかし、午後4時半を過ぎてもタッチアンドゴーや旋回が続き、昼の明確な終了が分からないまま夜の訓練が始まりました。

夜の訓練は午後9時45分までですが16分過ぎて終了しました。終了は何度も予定の時刻を超えています。

23日の秋分の日にはアメリカ海軍が「土日祝日は訓練を実施しない」としていたにもかかわらず、早期警戒機E2Dがタッチアンドゴーや旋回を繰り返しました。

24日の訓練では基地北側の川口町と南側の尾津町で340回の騒音を測定しています。

最も大きかったのは尾津町で午後8時15分に測定した101.1デシベルでした。

岩国市に寄せられた騒音への苦情は218件でした。