人手不足の解消に向けた取り組みです。
佐賀県鳥栖市は、短期間や短時間に特化したいわゆる「スキマバイトサービス」を提供する「タイミー」と連携協定を結びました。

鳥栖市役所で25日午前11時から行われた締結式には、向門慶人市長をはじめタイミーの関係者が出席しました。
「タイミー」は隙間時間を活用し、企業や店が「働いてほしい時間」と利用者の「働きたい時間」とをマッチングさせるサービスです。
鳥栖市によりますと企業誘致を進めていくなかで、少子高齢化などの影響で鳥栖市内でも慢性的な人手不足が課題となっています。

鳥栖市 向門慶人 市長
「まだまだ企業誘致を進めていきたいと思っておりますので、企業誘致のひとつとして人材を確保することが求められていると思っています」
今回、連携協定を結ぶことで鳥栖市は、福岡市など周辺地域からも働き手を呼び込み、人材確保につなげたい考えです。
全国で慢性的な人手不足が続くなか、「タイミー」と自治体との連携協定は、これで31都道府県に広がり、鳥栖市が59番目の自治体となります。