アメリカのトランプ大統領に国連総会の演説で批判されたイギリスのロンドン市長が、「トランプ大統領は人種差別主義者だ」と反論しました。
トランプ大統領
「ロンドンを見てごらん。ひどい市長がいる。本当にひどい市長だ。街は変わり果て、『シャリア』を導入しようとしている」
トランプ大統領は23日、国連総会の演説で不法移民や治安の問題について言及した際、ロンドンのカーン市長を引き合いに出し、批判しました。
これに対しカーン氏は24日、イギリス・スカイニュースのインタビューに対し、「トランプ氏は人種差別主義者だ」と反論しました。
サディク・カーン ロンドン市長
「トランプ大統領は自ら人種差別主義者で、性差別主義者で、女性蔑視者で、イスラム恐怖症であることを示した」
また、スカイニュースは、カーン氏がイスラム法である「シャリア」を導入しようとしているとしたトランプ氏の主張について、「証拠がない」と指摘しています。
トランプ氏とカーン氏の確執は度々報じられていて、ガーディアン紙によりますと、2015年、トランプ氏が大統領選挙でイスラム教徒のアメリカへの入国禁止を訴えたところ、イスラム教徒であるカーン氏がこれを批判。
2019年、トランプ氏がイギリスを国賓訪問した際には、カーン氏についてSNSで「どうしようもない負け犬」と罵倒したほか、今月、2度目の国賓訪問をした際には、チャールズ国王主催の晩餐会に「カーン氏の出席を望まない」と発言していました。
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