「ミャンマーだけが舵を切れていない」 民主主義と経済発展への道
小川彩佳キャスター:
ミャンマーでは今も内戦が続いていますね。

地域エコノミスト 藻谷浩介さん:
長井さんが亡くなった後、一旦、民主主義が復活したんですが、また軍政に戻ってしまった。
東南アジアは軍政の暴力から民主主義の平和経済発展へと大筋で舵が切られている中で、ミャンマーだけが舵を切れていない。そして、結果的にミャンマーだけが経済発展から取り残されて、たくさんの移民を生んでいますよね。
「とりあえず戻ろう」という、「今後、必ず変わっていかなきゃいけない」という長井さんの思いをぜひ引き継いでいきたいですよね。
小川キャスター:
18年の時を経て、映像に乗せて、長井さんの思いが再び私達に語りかけているということですね。
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<プロフィール>
藻谷浩介さん
地域エコノミスト
共著「東京脱出論」
(株)日本総研主席研究員