今月13日、仙台市内で10代の女子専門学校生に因縁をつけて現金3万3000円を脅し取ったとして、19歳の男と16歳の少女が逮捕されました。

恐喝の疑いで逮捕されたのは、仙台市太白区に住む19歳のアルバイトの男と、同じく太白区に住む16歳の無職の少女です。
警察によりますと、2人は共謀し、今月13日の午前1時頃から午前1時40分頃までの間に仙台市若林区の路上で、若林区に住む10代の女子専門学校生に因縁をつけ、「謝ってどうこうとかじゃない。貯金あるならお金を下ろしてでも渡すよね」などと脅迫し、3回にわたり現金合わせて3万3000円を脅し取った疑いが持たれています。
警察の調べに対し、16歳の少女は容疑を認めているということですが、19歳の男は「怒鳴りつけお金はもらったけれど恐喝をしたとは思っていない」と容疑を一部否認しています。
男と少女は交際関係にあり、被害を受けた専門学校生とは面識はないということです。
事件当時2人は車に乗っていて、交差点を左折した際に横断歩道をわたっていた専門学校生とぶつかりそうになり、一方的に因縁をつけたとみられています。
警察が当時の詳しい状況を調べています。