山口県内最大のミカンの産地、周防大島町で24日、特産の「山口大島みかん」の出荷が始まりました。
出発式があり、生産者などおよそ50人が出席しました。
今年は梅雨明けが早く雨不足と猛暑により生育が心配されましたが、生産者の努力で甘みと適度の酸味があるミカンができたそうです。
表年にあたる今シーズンは、昨シーズンより371トン多い2600トンの生産を見込んでいます。
初日は最も早く収穫できる品種「日南プリンセス」およそ5トンが出荷されました。
周防大島柑橘選果場運営委員会 奧川与志人委員長
「今のミカンは非常に仕上がりがいいですね。雨が降ったので酸が抜けまして非常に爽やかな味に仕上がっています。この時期に食べるのは最高の味だと思います」
ミカンは26日ごろから順次、県内のスーパーなどに並ぶということです。